ケアへの思い

*下記の順に掲載させていただいております

産前ケアへの思い

産後ケアへの思い

・出産が初めてのお母さまへ

・上にお子さまがおられるお母さまへ

・赤ちゃんが小さくお生まれになったお母さまへ

・赤ちゃんが入院中のお母さまへ

新生児ベビーシッターへの思い

産前ケアへの思い

出産を迎えられるにあたって、どのようなお気持ちで過ごされておりますでしょうか。

出産を迎えられるお母さまにお話をうかがうと、まだ実感がわかない、よくわからない、陣痛に気づくことが

できるかな、陣痛に耐えられるか心配、出産後のサポートがなくて不安、赤ちゃんおお世話ができるかな、

帝王切開はどんな感じかしらと、話されます。

出産に関する、さまざまな情報が入ってくる今の時代、不安を感じられることは当然かもしれません。

けれど、出産は子育ての始まり、大切な初めの一歩です。

その初めの一歩を幸せな気持ちで歩んでいただきたい、という願いがあります。

同じお母さまでも、妊娠・出産の経過に一つとして同じものはありません。

心とからだが繋がっているとはよく言われますが、本当にそのように感じております。

お母さまがリラックスできていると、体の力が抜けてお産は進みやすく、母乳の分泌もよくなります。

けれど、陣痛や産後の子育てへの不安や心配は、様々なところへ影響してくることがあります。

お母さまの感じられている不安や心配がリラックスと笑顔にかわる、そんなお手伝いを

させていただけたらと思っております。

産後ケアを受けてみようと思うけれど、その前に助産師に会っておきたい、特にお話はないのだけれど・・・

という場合にも、どうぞお気軽にご連絡くださいね。

始まりの一歩を、幸せな気持ちで、笑顔で歩まれるお母さまが一人でも多くふえられることを願って。

産後ケアへの思い


出産が初めてのお母さまへ

私は、助産師学生の時に、初めて赤ちゃん人形を抱っこしました。

これまで周囲に赤ちゃんがいなかった私は、「うまく抱っこできない」「抱っこはむずかしい」と

感じて、お人形すら上手に抱っこできない私は、助産師には向いていないのではないかと、

悲しくなったことを覚えています。

助産師になり、産後のお母さまと出逢う中で、助産師学生だった私と同じように、赤ちゃんの抱っこや授乳、

お世話をむずかしいと感じられているお母さまが、とても多くいらっしゃると思いました。


子育ては誰にでもできるものというのは、幼少より赤ちゃんと接する中で育ち、出産後も大家族でご近所からの

サポートも多くあった昔のことです。

核家族化した今、産後に周囲のサポートが少ない中で、子育てをすることは決して当たり前のことではありません。

産科の入院日数は短く、産後すぐから授乳や沐浴など、ハードスケジュールな入院生活がはじまります。

体調が戻っていない、授乳で夜も眠れない中、どのお母さまも一生懸命頑張られています。

それでも、赤ちゃんのお世話や授乳に自信をもって退院することは、むずかしい・・・。


退院後から生後1ヶ月までは、とくに赤ちゃんのお世話や授乳、成長が心配に感じられる時期です。

そんな時期に、赤ちゃんのお世話のコツをお伝えすることや、成長を一緒に確認することで、

赤ちゃんのお世話に自信を持っていただけるようになれば、とても嬉しく思います。

お母さまの一番リラックスできるご自宅へ助産師がお伺いし、お話をしながら不安なお気持ちが、

安心と笑顔にかわるようなケアをさせていただけたらと思っております。


赤ちゃんは、夕方から夜に泣くことが多く、この時間に困っているというお母さまの声もよく

きかれますので、ケアのご利用時間は22時まで設けております。

お母さまと赤ちゃんにやさしいケアを何より大切にしておりますので、どうぞご安心くださいね。


上にお子さまがおられるお母さまへ


子育ては初めてではないけれど、生まれたての赤ちゃんのことは忘れてしまっている、生まれたての赤ちゃんは

こんなに小さかったかしら、と話されるお母さまも多くいらっしゃいます。

赤ちゃんも、上のお子さまも大切にしたいけれど、不安もある・・・

上のお子さまは言葉には出さなくても色々なことを感じとっています。

さみしさや不安から、お母さまからみた時に、困ったことに映るような行動をとることがあるかもしれません。

けれど、お母さまが「自分のことをみてくれている」「愛してくれている」と感じることができると、

安心して少しずつお兄ちゃん、お姉ちゃんらしくなってくれます。

そして、自分が愛されているように、小さな赤ちゃんを可愛がってくれるようになることでしょう。

お母さまが赤ちゃんのお世話を思い出し、育児がスムーズにできるようになると、気持ちに余裕が生まれて、

上のお子さまとのお時間をもつゆとりができるかもしれません。

赤ちゃんの育児に慣れていくはじめの時期に、忘れていた育児を思い出す、上のお子さまとのお時間をもてる、

お母さまのお体をいたわる、そんなお手伝いができたら嬉しく思います。


赤ちゃんが小さくお生まれになったお母さまへ


お母さまは、きっと色々な思いを抱えられている中で、頑張っておられるのではないかと思います。

ご自身の行動への後悔や、赤ちゃんに申し訳ない気持ちで過ごされているかもしれません。

けれど、きっと大丈夫です!どうか、赤ちゃんとご自身の力を信じてくださいね。

赤ちゃんの退院が決まると、ご自宅で一緒に過ごす事ができる喜びとともに、医療者がいないことに

不安を感じることがあるかもしれません。

小さくお生まれになった赤ちゃんのお母さまは、退院後に眠ってばかりで飲んでくれない、授乳がむずかしい、

母乳やミルクの量がたりているのか心配、と話される方が多くいらっしゃいます。

たしかに、体重が小さめ、週数が早めにお生まれになった赤ちゃんには、

気をつけてあげることが少し多めにあるかももしれません。

けれど、それは初めの数週間で、赤ちゃんは日に日にたくましく成長してくれます。

退院したばかりの一番不安な時、その思いをお一人で抱えずに、

どうぞ助産師にお手伝いをさせてください。


赤ちゃんが入院中のお母さまへ


出産後から体もお気持ちも、しんどい思いをされていらっしゃるのではないでしょうか。

きっとお母さまは、いろいろなこと、一生懸命がんばられていることと思います。

そして、その頑張りにご自身では気づいていないことがほとんどです。

母乳が赤ちゃんに良いとのこと・・・

しんどい中でも、3時間毎の搾乳を頑張っておられるかもしれません。

眠たい、疲労を感じている、母乳が出ない、胸が張って痛い・・・

そんなお母さまには、ご自身に合った搾乳方法、母乳の分泌を増やす方法、胸の痛みをとるマッサージ、

肩の力が抜けてリラックスできる方法を、お伝えさせてください。

そして、出産への思い、赤ちゃんへの思い、様々なことをお話ください。

お一人で抱えていると、ご自分が十分に頑張っておられることに、気づけないことがあります。

赤ちゃんが一番大好きな人はお母さまです。

赤ちゃんの大切なお母さまのお体やお気持ちが、少しでもリラックスできるお手伝いを、

助産師にさせてくださいね。

新生児ベビーシッターへの思い


まだお外の世界に慣れていない、生後1ヶ月までの赤ちゃんのお世話は、特別なものだと感じます。

そのため、たとえご家族でも、赤ちゃんのお世話をお願いすることは、むずかしい場合も

あるのではないでしょうか。

けれど、たとえば妊娠中から気になっている体の症状がある、受診はしたけれど、先生より妊娠中はお薬を

使えないので、出産後に治療をしましょうと話されることもあります。

受診をしなければと思いながら、気がつけば数ヶ月が経過してしまっているお母さまも多くいらっしゃいます。

赤ちゃんのことを優先にして、ご自身のことは、つい後まわしにしてしまいがちですが、

どうかお母さまご自身のお体も大切になさってください。

お母さまの体調不良や、上のお子さまの体調不良で、赤ちゃんのお世話が大変になった、上のお子さまの行事に

出席したい、とにかく体を休める時間をもちたい、お仕事に集中する時間がほしい等・・・

緊急時にも、ご予約状況次第では、当日のお申し込みを受け付けております。

お母さまの、おからだとお心を大切に、また上のお子さまとのお時間を大切にされるために、必要な時には

赤ちゃんのお世話を安心して助産師におまかせくださいね。

お母さまがご自宅にいながら、とにかく2〜3時間、一人でぐっすり眠りたいのです!!

というご依頼も、大歓迎です。

少し充電されて、また赤ちゃんのお世話に戻ることは、とても大切なことだと考えております。